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怒りの発生するプロセス わかりやすいアンガーマネジメント講座 第6回

わかりやすい、すぐに使えるコミュニケーション・スキル、実践的な営業スキルを中心に企業研修を行っている研修講師、そして、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会認定 アンガーマネジメント・ファシリテーターの田中和義です。

前回は、怒りは第2次感情であり、第1次感情である、不安やストレスや痛み、悲しみなどが溢れた時に、怒りの感情が顔を出すことを説明しました。

例えば、病院での患者さんの場合、

患者さんは「自分の病気がこのまま進行していくと、どうなるのだろう?」という不安を抱えているのかもしれません。

もしくは長期療養中で学校や仕事に行けず、友人や知人と会えずに寂しい想いを抱いているのかもしれません。

これらの不安や寂しさなどの第1次感情で一杯のときに、例えば、病院の外来の待合室でいつもより長く待たされた場合、どうなるでしょう。

この患者さんは第1次感情が溢れて、第2次感情の怒りを呼んでしまい、受付に向かって怒りの感情をむき出しにするかもしれません。

 

 

 

 

あくまでも架空の話ですが、このケースの場合、具体的な怒りの発生のプロセスをみてみましょう。

 

①患者が外来の待合室で長い時間待っている。

②患者は、この長時間待たされている事はどういうことなのか、考える。

③患者は「人を待たせることはよくないことだ」と感じる。

④患者は「こうやって、自分を待たせている事は、病院側は自分を軽んじているんだ」と考える。

⑤患者のなかで、怒りの感情が顔を出す。

⑥受付に「いつまで待たせるんだ!」と怒鳴り込む。

⑦病院の受付スタッフが患者のあまりの剣幕に驚いて、順番を融通する。

⑧患者は「ああ、こういう場合怒鳴ればよいのだ」と認識する。

この患者さんの「病院は人を長く待たせるべきではない」という考えが、この患者さんの怒りの感情を生み出し、このようなプロセスを経て、表出するわけです。

元気で何の不安もないときには、第1次感情が少ないため、同じような状況に置かれても怒らないケースが多いかもしれませんが、第1次感情が多い時には、怒りやすくなっているのですね。

そして、この患者さんは怒ることによって順番を融通してもらえました。この経験から、「長時間待たされたら、怒鳴り込めばいいのだ」と思い込んでしまい、今後、この患者さんは同じ怒りを繰り返すかもしれません。

 

次回もこの怒りが発生するプロセスについて考えてみます。

 

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